2010年3月5日金曜日

味芳斎本店。

浜松町のランチは激戦だ。盛はもちろんサラリーマンサイズ。銀座の3人前くらいが、1人前としてどーーんと出てくるのが常識である。最近私も馴れてきて、おっさんに紛れながら爆弾サイズの定食を完食できるまでとなった。しかしそんな私も、いまだ毎度玄関口で躊躇し、本当にあなたはここでいいのか???まじで???と己に問いかけ、そうであった場合意を決して入る店がある。

味芳斎 本店←これ重要。


支店もあるのだが、本店の方が会社から若干近いので高い確率でこちら。支店は激混みだが、本店は比較的空いているのもポイント。しかしこちらは中も外も年季が入りすぎている。なんとなく暖かい感じの手書看板「やってるよ」は、わざわざ既製品買うのが面倒だから手で書いたという理由以外ないだろう。騙されてはいけない。店の戸を開けても、迎えてくれるのは冷蔵庫君という具合だ。そしてそのすべての頂点にいるのが強烈な大将、推定90歳。たまに中国語も喋ってるからもともとは中国人なんだろうけど、彼の主な発言は、「バッキャロー!!!」。。。しかも結構すごみながら大音量。最初はほんとびっくりして凍ったけど、他の客は皆全く動じず超スルー。黙々と大量定食を食べ、満足そうに帰ってゆく。

その理由: 薬膳麻婆丼 もしくは、激辛牛肉飯 の絶品ぶり。 

私は麻婆よりなのだが、そこら辺のジャパニーズ麻婆とは全く違う、独特の丼なのだ。豆腐はぐちゃぐちゃになっているので、原型をとどめているのはトウチくらい。。よって見た目もグロテスク。牛肉の方は八角の香りがぷんぷんする黒い物体。。でもいいんだなこれが。。文句なしに最高なのです。

どんなに店がやばくても、その味が忘れられず、うっかりまた行ってしまう。
どんなに食器が汚れていようと、大将が爆音で怒鳴ってようと、他の客の食べ残し残骸が放置され四方固めにあっても、適応してしまうのである。。

何事にも動じず淡々と己の食の欲求を満たし、さらりと店を出るのが粋なんだなと 最近思います。

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